【USMs14使用構築】“まさかの肉食系女子!?” ぬめぬめゴリ押しリレー【最高2031/最終2015(258位)】
【はじめに】
初めまして、ほかほかコロッケと申します。
s14お疲れ様でした。今期は嫁枠のヌメルゴンと共に自身初のレート2000を達成することができたため、記念に記事を書きました。
特性"ぬめぬめ"のヌメルゴンを使用したレート2000は今回が第7世代初です。
初めての記事なので至らない点もあるかと思いますが、暖かい目で読んで頂けると幸いです。
【使用構築】
【構築経緯】(読み飛ばし推奨)
前期後半からの並びを使い続けて、自己最高レートの1927を達成することができた。しかし構築の改良を重ねるうちにレートが伸び悩んでしまった。その原因はコンセプトが固まっていないことと、展開構築として組んだパーティに対面構築の動きをさせてしまっていることにあると考えた。そこでコンセプトを決めて対面構築として組み直すことにした。まずの低耐久と狭い技範囲に使いづらさを感じたことと、が重いことからより対面性能の高いに変更。しかし返って等の高耐久ノーマル・鋼勢が重くなってしまった。そこで上記に強くが出せない時の受けができ、崩し枠としても優秀な鬼羽を採用を考えた。鬼羽なら挑発持ち以外のを対面から起点にでき、また、最悪でも処理できることから、無理にフェアリー枠を入れる必要はないと判断し、役割の薄い を抜いて構築が完成した。
【コンセプト】
Sダウン・状態異常・リフレクター・叩きを後続に繋いでいき、3体目のアンカーでゴリ押す。
【個別紹介】
ヌメルゴン @竜Z
性格 : 控えめ
特性 : ぬめぬめ
技構成 : 流星群 大文字 10万ボルト フェイント
実数値
167(12)-×-122(252)-176(236)-171(4)-101(4)
調整意図
H : 6n-1かつ8n-1
B : 特化メガバシャーモの飛び膝蹴り確定耐え、特化メガボーマンダの捨て身タックルを87.5%の高乱数耐え
C : 11n最大
S : 麻痺状態の最速130族抜き
はい、肉食系女子です。(草を食べないアタッカーだから...)
嫁枠かつ構築を組むベースとなったポケモン。固有特性ぬめぬめに着目し、それを1番生かせるアタッカーで採用。 Sに振ってぬめぬめ後にマンダまで抜く調整も考えたが、火力と耐久がギリギリだったため、Sダウンは後続のサポートとして考えることにした。
技構成はタイプ一致瞬間高火力技である流星群、鋼に対する打点として大文字、範囲が広く水妖勢に対しても安定した打点となる10万ボルト、襷持ちや相手のミリ耐えを確実に狩るフェイントで決定。
あえてゲコの通りが良いパーティにすることで、初手ヌメルゲコ対面をわざと作りZとフェイントで確実に処理する。
広い技範囲と高い耐久値による対面性能の高さ、流星群Z+フェイントによる縛り性能の高さ、優秀な耐性と特性によるストッパー性能の高さから、高レート帯でも活躍してくれた。
ギャラドス@メガ石
性格 : 陽気
特性 : 威嚇→型破り
技構成 : 滝昇り 地震 氷の牙 龍の舞
メガ後実数値
175(36)-207(252)-130(4)-×-151(4)-140(212)
調整意図
H : 16n-1
A : 補正無し最大
S : 準速FCロトム抜き抜き
ヌメルと相性の良いメガ枠であり1体目のアンカー役。ぬめぬめ+威嚇により、中速低火力のギャラでも積み合い勝負に勝てるようになる。おまけにタイプ面の相性も良く一緒に選出しやすい。
また後述のジャロの蛇睨みやマンムー叩きと合わせて、滝怯みで受けの強引な突破を狙える。
(なおHP満タン2舞からカビゴンに8回も滝を打ったにも関わらず、1度も怯ませずに逆に起点にされて突破されました🙂)
メタグロス@メガ石
性格 : 意地っ張り
特性 : クリアボディ→硬い爪
技構成 : 思念の頭突き バレットパンチ 雷パンチ アームハンマー
メガ後実数値
171(124)-210(204)-170-×-130-153(180)
調整意図
HB : 特化ミミッキュのシャドクロZを最高乱数切り耐え
A : H4振りミミッキュをバレットパンチで81.2%の高乱数1
S : 準速100族抜き
ヌメルと相性の良いメガ枠であり2体目のアンカー役。主にギャラが見れない受け構築に出していた。マンムーの叩きと合わせてポリ2やムドー辺りを強引に突破するために意地っ張りで採用。その分の足りないSはぬめぬめや麻痺が補ってくれるため、ギャラと同じく上から怯みを狙うことが出来る。ついでにこの子もヌメルとの相性補完が良い。
最終日は技を外すことが少なく、外して相手に積まれても次のターンで急所に当ててくれた。本当に偉かった... "最終日は"。
ウルガモス @混乱実 (NNマイノリティ)
性格 : 臆病
特性 : 炎の体
技構成 : 炎の舞 鬼火 蝶の舞 羽休め
実数値
191(244)-×-100(116)-156(4)-126(4)-151(140)
調整意図
H : 16n-1
B : 特化ミミッキュのシャドクロZ+影打ち確定耐え
S : 最速85族抜き
補完として入れた枠だったが想像以上に強かった。積んでしまえばタイプ相性を無視してゴリゴリ押していける。
ぬめぬめや岩封から繋ぐことで上から鬼火を撒いて積んでいく。倒されても相手が火傷の状態で裏に繋げることができる。
ジャラ対策としては挑発採用が多かったため微妙だった...
結構な回数鬼火を打ったが1回しか外さなかった優等生。
ジャローダ @混乱実 (NNコンポタ)
性格 : 臆病
特性 : 天邪鬼
技構成 : リーフストーム 目覚めるパワー(岩) 蛇睨み リフレクター
実数値
167(132)-×-116(4)-111(124)-117(12)-179(236)
調整意図
H : 8n-1
C : H4振りミミッキュが+2リフストで最高乱数切り落ち、D4振りメガリザードンYが+2目覚めるパワー(岩)で87.5%落ち
S : 最速110族抜き
ガモスと同様にタイプ相性を無視してゴリ押しつつ、火傷ではなく麻痺を撒く。
相手を麻痺にすることで、中速のヌメルマンムーが上から殴れたりギャラグロスが麻怯みを狙えたりするため、攻撃よりも睨みを優先して打った。
また壁貼りや睨みで起点作りができるため、ジャロギャラガモスの展開寄りな選出も可能になる。
ガモスはヌメル警戒で選出されず、リザも初手から来ることが多かったため、めざ岩が生きる場面は少なかった。この枠はドラン意識のめざ地でも良かったと思う。
マンムー @気合の襷 (NNおしるこ)
性格 : 意地っ張り
特性 : 厚い脂肪
技構成 : 地震 氷の礫 叩き落とす ステルスロック→岩石封じ
実数値
185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)
調整意図
A : 少しでも圧力をかけるため特化
S : 準速
ポリ2やムドーを誘う叩き要員として採用。輝石やゴツメを叩かなければギャラグロスでゴリ押せないため、相手に叩きを読まれないような立ち回りが重要だった。構築単位で重いナットや叩いた後のポリ2に少しでも多く削るためA特化にした。
最終日前まで岩封の枠をステロにしていたが、初手リザYに突っ張られたり飛Zギャラに舞われたりしたため急遽変更した。この変更は大正解だった。
【基本選出】
1体目or←初手要員(Sダウン・叩き)
2体目or←繋ぎ役(状態異常撒き・壁貼り)
3体目or←アンカー
コンセプト通りになるべくこの組み合わせと順番で選出を決めていった。しかし積みからのゴリ押しができるジャロやガモスもアンカーとして選出することがあった。
【メジャーな並びに対する選出】
・対カバマンダガルド
+or
ツルギ入りにはを出していたが、その場合ガルドツルギカバの選出をされることが多かったため、マンダに怯えずにを出すべきだった。
ツルギがいなければ勝率は良かったが、ツルギ入りにはほぼ全敗した。
+or
一貫するポケモンがいないため大体サイクル戦になる。ヒトムを削ればジャロで一貫が作れるため、ヒトム交代読みを積極的にしていく。ヌメルゴンとグロスが対面しないよう気をつける。
勝率は半半。
・対リザテテフミミ
リザがこちらのパーティに刺さっているため厳しい勝負になりがち。ガモスはミミッキュ受け兼トリル枯らし用に入れる。テテフが挑発を採用しているとどうしようもない。
勝率は低い。
☆追記:ジャロガモスギャラ選出で麻痺の入ったリザYをガモスの起点にすることで安定して勝てるようになりました。リザがXの場合はギャラが通ります。
・対リザグロス
+or
基本は初手にリザが来るためマンムーを合わせて削るか倒す。裏のポリミミなどはグロスやガモスで見れるためリザ軸の中でも対処がしやすい。
勝率はそこそこ良い。
ヌメルのZとフェイントでランドを爆発させる前に処理する。ギャラハッサムはヌメルに対面で勝てず、アゴはZを消費しなければいけないため、残りはグロスとガモスで詰められる。
勝率はかなり良い。
・対ガルランドガルド
ヌメルゴンのぬめぬめが1番生きる相手。Zでガルーラを削りつつSを2段階下げることができる。裏のガモスで上から鬼火を撒いて起点にできる。
勝率はかなり良い。
・対クチート軸
リフレクと鬼火で要塞化したガモスが止まらない。
負けた記憶が無い...
・対ムドー絡みの受けループ
コンセプト通りにマンムーで叩いて、ジャロで麻痺を撒いて、グロスでどーんするだけの簡単なお仕事。
よっぽど運が悪くなければ勝てる。
【きつい並び・ポケモン】
・
亡霊やめて...
・
誰も通せない。対策としてヌメルに地震を入れたり、ギャラに噛み砕くを入れたりする度に当たらなくなるのはなぜ?
・鬼羽
ほぼ一体で詰まされる。並びで大体型が読めるため、初手ジャロで強引に麻痺を入れて処理を狙う。しんどい。
【最後に】
(選出率は使い勝手のいいが一番高く、他の5体は同じくらいでした)
来期からは勉強が忙しくなると思うので、少ない対戦数で20を目指したいです。
最後になりますが、キャスやTwitter、通話等でアドバイスや応援をしてくださった方々、ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました٩(ˊᗜˋ*)و